きし内科クリニック通信2026年2月号(121号)【 「インフルエンザ」 が再び流行し始めました 】
きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第121号を発行いたしました。
3学期に入り、インフルエンザが再流行しています。
昨年の10月下旬から12月末にかけて、インフルエンザが大流行していました。下図は東京都による、過去5年間の東京都の定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数をグラフで示したものです。
インフルエンザウイルスは、直径100nm(1mmの100万分の1)の小さな病原体で、A型、B型、C型の3つの型に分けられます。このうちA型とB型が大流行を起こします。
A型またはB型インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間の潜伏期間を経て、(38℃以上の)高熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われます。
感染経路は主に飛沫(ひまつ)感染です。インフルエンザウイルスに感染している患者の唾液から感染を起こします。咳やくしゃみで、他人の喉や鼻の粘膜にインフルエンザウイルスが付着・侵入することで感染が広がります。唾液がついた手などから接触感染を起こすこともあります。また、発熱前の潜伏期間中にも感染を起こします。
昨年流行していたのはインフルエンザA型(AH3亜型)株でした。急に発症する高熱、悪寒、関節痛が特徴です。症状はつらいですが、重症化率は例年のインフルエンザと同様の印象でした。
一方、今年に流行しているインフルエンザは、インフルエンザB型に変わっています。B型インフルエンザの症状も、急に発症する高熱、悪寒、関節痛はA型インフルエンザと同様ですが、嘔吐や下痢などの胃腸症状も多くみられることが特徴になっています。
インフルエンザの流行を防ぐためにも、マスク、手洗い、うがいで感染予防を行いましょう。
インフルエンザかなと少しでも心配になったときは、お気軽に当院にご相談ください。
